デザイン事務所「Kanae Design Labo」の塚本カナエが、
日常に起こる興味津々な出来事や、プチデザイン話を書き綴ります。

2012年05月06日

余裕

「当たり前にあること」がどんなに素晴らしいことか身に染みている。

健康、空気、水、食べ物、友達、仕事関係、、、、。

これらが今脅かされている。

今ほど絶望的な時代はあったのだろうか?たぶんもっとひどい時もあったのだ。だけど「歴史は繰り返す」という事象のサイクルより人間の一生は短いからすごいものは一度くらいしか体験できないのだ。
これは大変ありがたいこと。

若い人と話していると「もうなんか一度すべて壊れてしまったほうがすっきりするのに、と思う」と言っている人がいた。
「何が壊れるの???」と思ったが、気持ちはなんとなくわかる。
でも、、、たぶんそんなに簡単に壊れないのだ。じくじくと膿を垂らしながらも這いずっていくんだろうな。
そんな中でも各人が自分で希望を掴み取らないといけないんだと思う。
「壊れてしまえ」とイライラしたり、そこまでの時間を無為に過ごすくらいならゆったりと構えてポジティブに生きないとね。

若い人を見ていて思う。とてもまじめだ。だが、そうなのかな??人生ってそれでいいのかな?
イギリス人もフィンランド人も楽しむために生きている。
日本人はそう思える人は多くはないのではないか?

死んだら皆同じ。ならば何か楽しむ余裕を持ちたいものだ。余裕が文化を育てる。余裕がないとデザインどころじゃないもの。
昔、、、と言っても私たちの親の世代くらいまでの話だ。
工芸家や芸術家など腕に覚えのある人は東京の料亭でご飯を食べてもお金を払わなかった。代わりに女将にこっそり自分の作った蒔絵のなんとかとか、絵をあげたり、そういうことでちゃらにしてもらえる時代があった。そしてそれは女将は女将で政治家などへの「また来てね」手土産代わりにお渡しができるので重宝していたのだ。

こういうことが文化を育ててきた。今は、、、どうなんだろう???
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2012年04月25日

大飯原発

大飯原発再稼働の件、断固反対です。

賛成派はそんなに経済的なダメージを蒙ることが怖いのか?と本当に理解できない。
経済と命と、、、と比べたらどう考えても命ではないのか?
「命あってのモノダネ」というけど、その通りだと思う。

命ないと経済活動はできません。

イギリスに居る間に彼らの経済観念にはびっくりさせられることが多々あったが、なんだかいいなと思ったのは
"I have got enough for today"
という言葉をよく聞いたことだ。

これは彼らの全てにつながる。

無理をせず、週末はカントリーにボロ車で行き、庭の畑を耕し、ウサギを追い払い、水道管を直したり、ガーデニングを楽しみ、近所の人と仲良くして集う。

ロンドンで働くことはある一定の歳までのこと、と決めている。

ロンドンですら、私からすると東京よりゆったりしたところがある。

しかし、文化はある。センスもいいものがある。

そういう暮らしが一番いいなと思うのに、日本ではみんなで「急げ、急げ」だ。

しかも原発がああいうことになってもまだ夢を見ている。

一度貧乏になってもいいんじゃないですか?暮らし方や価値観を変えないとこの社会は持続できないのです。
それを恐れたり、この期に及んでまだ利権を吸い取ろうとする輩など人間としてどうだといいたい。

一番驚いたのは原発の街の人々で、もちろん全員ではないだろうが、「原発で働く人相手の商売だから早く原発稼働させてくれないと商売上がったりだ」という意見をテレビで見た。
申し訳ないが「正気か?」と思った。
テレビのやらせだったらすみませんが、あなたの大事な原発は一度爆発したらあなたの商売はすぐにアウトですが、、、。しかもあなたの命も危ない可能性が多々あります、、、ということをわからないのだろうか?

厚労省も全国の食物などの放射線の基準値を国の基準に合わせろと言っている。
「あほか!」と言いたい。国民全部を内部被ばくさせて癌など病気を増やし、特定の地区の人たちの発病率をごまかしたいのか、と思ったくらいだ。
どうも政府も官僚も国民を全部内部被ばくさせたいと思っているとしか思えない。
いずれにしても合わせる必要はない!デモクラシーの国なんだから多様性が当たり前と思え!生産者と消費者両方が選ぶ権利があるんだ。

あんたたちの決めた基準が信用できない人たちがたくさんいる。それは今の現状が世界が足を踏み入れたことのない領域にいるからだ。だから誰にも本当のことがわからないのに何故「大丈夫」と言えるのだ?

たくさんお勉強なさった官僚の割に「これは異なことを、、、」と片頬で笑ってやりたい。

ともかく、「いい加減に目を覚ませ」としか言いようがない。

知らぬ間に変な国になっていた。


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2012年03月30日

久々にダンスの話

http://www.ntv.ru/video/novosti/298561/

↑アクセスしてみて下さい。

森山開次さんと津村禮次郎さんのコラボ。ロシアで、、、だそうです。ちょっと画像がぎくしゃくなのが気になりますが、、、。

森山さんは一時ダンスを習っていましたが、軟体動物のように体がなめらかに動きます。
しかし、ダンス全くの初心者だったときなのでほとんど動けず、毎回どよーんと落ち込みながらトボトボと帰途に就いたものです。その頃に森山さんに「どうしたら上達しますか?」と聞いたら少し困った顔をしながらガッツポーズを体の前で作って「頑張りましょう!」と言われましたが、、、これ以上頑張ったことないよ!というぐらい頑張ってそれだったので余計暗い気持ちになったことを思い出します。(笑)
別の日には「いろんなジャンルをやってみて下さい」と言われました。

お蔭で「コンテンポラリーはかっこいいのもあるけど、自分でやっても面白くない」ということが分かりました。あはは。

でも、津村さんはすごいですね。

これを見ると日本の古典芸能はやっぱりすごいんです。このお年でお腹が四つ割れしてますからね。

なんだろうな、、、やっぱり歴史を背負っているということは裏付けの量が違うからか、、、なんかすごいですよね。ただ、普通にお能だけ見ていると眠くなるものもあるので、こういった違ったジャンルと組んでみるのは互いにいいのではないかと思いました。

皆さんはいかがですか?

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2012年03月22日

APPLE社の対応

以前よりアップルのやり方には疑問を感じている。

確かに面白い商品を作ってきたと思うが、問題はその商売のやり方だ。

株の配当問題もライブドアみたいだな、と思ったし、今回久々にMacBook Airを購入しようと思い立ちネットで注文を入れたら「出荷予定日が3営業日」と出たので「カスタマイズするにしては早いな」と思った。
だがそう書いてあるのでそうなのだろうと待っていたらドライブだけ来たが、本体は来ない。おかしいなと思い再度注文確定メールを良く見ると「出荷予定日:3営業日、お届け予定日:3/29」となっていた。

不思議に思ったので電話で聞いてみると待てど暮らせど電話には出ない、出たと思ったら言い訳がましいことしか言わない。「私のほうから担当部署に伝える」と言う。それほどいい加減な話はないのでそれではその結果を連絡して欲しいというと「していない」という。

前もi podのことで電話したらサポートのくせに何も知らない若い女の子が出てその商品すらその子は知らず、「あなたと話しても仕方がないのでそれを知っている上の人を出して下さい」、と言ったら「できない」と勝手に電話を切られたことがある。

ばんばん売りたいアメリカ的思考が良く見える一端だ。

こういうことや部品の保管年数の問題から一度マックユーザーを降りていた。が、今回のAirはカスタマイズしたスペックでは恐らく一番軽いのでやむを得ず、モバイル用のコンピューターとして導入を決めた。

察するにサポートに教育もしていないのだろう。なのに電話をすると「この電話はサービス向上のために録音させていただくことがある」とまず最初に脅しをかける。(まあ、これは最近どこのIT系の会社もだが)
別にこちらは真っ当なことしか言っていないので構わないが、コストを省こうというのとできるだけ商品について責任を取らないでおこうと思っているとしか思えない。

アップルの方々、あなたたちの商売が何を売っているのかわかっているのか?一度よく考えてみたほうがいい。
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2012年03月19日

有田窯業大学校にて

先日、佐賀県有田の有田窯業大学校の3年生の授業の講評会があった。

産学共同なのだが、地元の地産地消をしているイタリアンレストラン「SOURCE」さんと学生のコラボ。

SOURCEのシェフ長がとてもいい方でかなり協力して下さり、学生も士気が上がったと思う。

また最後のプレゼンではそこで実際に料理を盛って頂き、撮影もし、この後しばらくそこで食器を使用していただきお客様にアンケートを取るという授業である。

学生は外装、内装から食器に至るまで色々考えた提案を2チームに別れて行った。

これがその実際に料理を盛った皿。暗めでちょっと見にくいでしょうか??

DSCN0560.jpg

DSCN0562.jpg

DSCN0558.jpg

シェフ長がデザインのことにもある程度以上ご精通なさっているので意図を汲んで下さりやすかったということ、また料理に掛ける情熱のようなものを感じ取れたので作り手側も気合が入ったのではないだろうか。

学生の制作した皿に「何を作り、どう盛り付けるか」などすごく考えて下さったコースだった。

美味しかったです。武雄駅の近くですので武雄にいらした方は是非お立ち寄り下さい。

posted by KDL at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月10日

人材募集!!

どなたか経験者で週3,4日くらいのアルバイトお願いできる方いらっしゃいませんか?

ご連絡お待ちしております!試用期間あり。詳細は相談の上。

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2012年01月04日

2012年、元旦に。

2012年、新年おめでとうございます。

新年は実家で過ごした。母の作ってくれるお雑煮などなどが美味かった♪

新年早々に行った近所のお寺は行基さんが開祖だと伝わる「極楽寺」。名前だけでもなんだかありがたそう、、、とそこへ行ってみた。

目黒不動尊とはけた違いに人が少なく、ゆっくりとできた。

久しぶりに見る故郷の姿は相変わらずのんびりとして、人も車もゆっくり走っている。

「それでいいんじゃないかなあ、、、。もう急いでも何にも出てくる気配はないよ」、と思った。

日本人はむやみにとかく急ぐ。イギリス人やフィンランド人は急がない。

イギリス人はよく「I have got enough for today」と言う。

これは訳すると「今日はもう十分やった」ということだが、私たち(アジア人)から見ると「え?まだ5時ですが?」と思うのだが、これで彼らは帰る。
働き始めるとその企業にもよると思うが、就業時間中は鬼のように働き定時が来たら脱兎の如く帰っていく彼らを見ていて「おお、、、私の理想がここに。」と思ったものだ。

日本も無意味に急がなければいけないことを止めて、あのように生きれる社会になれば色々変わると思う。

新年にイメージしたのはそんなことだった。

今年も宜しくお願いします。
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2011年12月26日

柳先生

「柳宗理」さん。

このお名前を聞いたことがある方は多いことでしょう。

私は学生時代にアルバイト(と言っても何にも役に立っていませんが)に行かせていただいたことがあります。

私の母校に先生が講義をなさりにいらしていて、「レンダリングなど必要ない!」と断言されたことに「先生、す、スバラシーイ」と目をハートマークにして「ついていきます」状態で冬休みにアルバイトをお願いしたのでした。

あのころの先生はお元気でいらして、忘年会もご家庭でして下さったことを覚えています。

先生の人生は一見素晴らしいですが、やはり色々お悩みになったこともあろうかと思います。

が、この今の閉塞感のある時代に、先生のデザインが再度クローズアップされているのはやはりその類まれなる造形力や思想のなせる業かと思います。

先生がお元気なときに少しでもお側で関わることができて幸せに思います。

また3年前に先生がイギリスのデザイナー協会から賞をお受けになった際も少しだけお手伝いができたことを嬉しく思っています。

先生の見せて下さったドゴン族の写真はずっと覚えています。いつか行けたらいいなと今でも思っています。

なんと言ってよいものやらわかりませんが、大きな星を失ったような気がします。

あのくらいはっきりとご自分のご意見を臆することなく世に出されたのは先生くらいでしょうかね。、、、違っていたとしても多分少ないことは確かです。

先生、ありがとうございました。
posted by KDL at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

野田首相の発言

「原発事故収束」宣言ですか?

何か収束していますか?

対外的にそういうことをしないと外国人観光客及び、国際舞台でも立つ瀬がないということですか?

今回の震災後のもろもろの困ったことはもうこの国のヘボ政府の招いた二次災害としか言いようがない。

人の命がかかっているのにいまだに食物もそのまま流通だ。そしたら兵庫や高知の魚からもセシウム出ました。

「やはり」としか思わない。当然でしょう。

それを流通させているんですよ。あなた方が汚れるのは私は一向に構いませんが、いい加減に国民を汚さないで欲しい!

posted by KDL at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月28日

大阪ダブル選挙

橋下さん、松井さんが当選なさった。

私も大阪市の役人(区の役人にも)は仕事が遅い、無駄なことばかりしている、何故おかしなことはさっさと是正しようとしないのか、と思っていたのでそういったことも橋下さんによって是正して下さると助かると思っている一人である。

但し、維新の会は原発依存を減らしていく意向であるということですが、できるだけ早急になくして欲しい。
許していたら結局また事故が起こった時に目も当てられないことになる。今回既に私たちはこれを体験しているのに何故そんなことを言っていられるのかはわかりません。橋下さんにはお子さんが7人いらっしゃるとか。心配じゃないのでしょうか??

震災を実際に体験しないとやはりわかりませんよね。大阪の場合は実際に税金を落とす大企業がいくつかあるのでそこが電力を必要としている場合、急に原発止めます、とは言えないのかもしれないができるだけ早急にお願いしたい。一時の金よりも未来の国民の命が最重要なのでは?がれき受け入れも止めて下さいね。大阪も食物がやられますよ。

先日、仙台に伺った。そこで聞いたお話には言葉も出なかった。「つい先日までここから向こうは警官が立っていてそこに行こうとすると止められて『余程ご用事がある以外はこちらから先は行かない方がいいですよ。見なくてもいいものを見てしまいますよ』」と言われていました。」と指さされている先には家がぽつーん、ぽつーんと残っている土地があるばかり。

「震災当日に出張から会社に帰って来たらその直後地震でした。『僕はなんて運が悪いんだ』と思った」とおっしゃるので「でも空港で被災してたらこんなことですみませんでしたよ。それ考えたら危機一髪で逃れたんですから実は運が良かったんでしょう?」と言うと「僕も後からそう思い直したんですが、その後原発が爆発して『やっぱり僕は運が悪い』と思いました」とおっしゃられてしまい、これには切り返す言葉がどこをどう探しても見つかりませんでした。私もかなり凹んでしまいました。凹んだと同時に原発を推進してきた人たちに再度怒りを覚えた。

こんな思いしたいですか?

posted by KDL at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする